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冷凍のカニのおいしさを保つ解凍方法は知っていますか?解凍方法で驚くほど味の違いが出てしまいます。冷凍のカニを正しく解凍することでプリプリしたカニが楽しめます。
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冷凍のカニをいただいたり、買ったりしたことはありますか?カニを食べようと思っても、冷凍したカニってどう解凍したら良いのか困った経験はありませんか?解凍方法が間違えると、とんでもなく味が変わってしまいます。せっかくのカニをおいしく食べて欲しい!新鮮なカニの風味を保つ解凍方法についてまとめました。
ポイントをつかんで、美味しいカニを食べましょう。
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冷凍のカニは、解凍方法でおいしさが決まります。急いで解凍してしまうとパサパサになってどんな料理にしてもおいしくありません。美味しいカニは解凍時点で決まります!十分注意してください。
生のむき身やカニ足などの場合は、ビニール袋に入れて空気を抜き、流水に20~30分ほどさらして解凍することがおすすめで簡単です。
ボウルなどに水を張って、カニを袋に入れます。その上に水道水をチョロチョロを流し当てます。大量の水道水でなくても大丈夫です。5~10分置きぐらいにカニを触ってみて少しやわらかくなってきていたら解凍完了です。身がまだ硬かったら流水を続けてください。
完全に解凍しすぎるよりも、半解凍ぐらいがベストです。触ってみて中心がまだ少し凍ってるぐらいが半解凍の証拠です。
刺し身で食べる場合も半解凍にしておけば食卓で徐々に溶けて、美味しい状態のまま食べられます。カニ鍋にする時もさっとお湯に通した時にほどよく解けて、とても美味しい状態で食べられます。
ここで注意する点は、全解凍をしないこと。全解凍するとカニのうまみも水分と一緒に流れ出ていってしまいますし、パサパサした味の薄いカニになってしまいます。
生のカニはゆっくり時間をかけて解凍すると、カニが黒く変色しやすくなります。また、常温で解凍することによって旨みが流れ出てしまい身がパサパサになってしまいます。部屋の中で放置して解凍させようとするのはよくありません。室温が高くなっていたりすると痛む原因にもなるので避けましょう。
黒くなるのは「黒変」といってたんぱく質が酸化してしまったことでなるものです。黒変したカニは見た目が悪いですが、味には問題はないのでおいしく食べることはできます。しかし、やはり見た目はよくないので気をつけたいところです。
カニは乾燥させないように薄い氷の膜で覆われて冷凍されています。なので、冷凍のまま調理したりすると水が大量に出て水っぽくなりますし、パサパサになるのでご注意を。
ボイルされた殻付きのカニをキッチンタオルや新聞紙に包んで、ビニール袋に入れるかお皿に載せてラップに包んで冷蔵庫にいれます。そのまま一晩ほど冷蔵庫で、ゆっくり時間をかけて解凍していきます。
カニを包んだキッチンタオルや新聞紙はぬれてきますが、カニは乾燥させないようにしたほうがいいためそのまま包んでおいて大丈夫です。
解けてくるとお皿や袋に水がたまってくるのでそれは捨てましょう。溶けた水にカニがつかったままになっているのはよくありません。網付きバットがあるならそれに乗せて、それごとビニール袋にいれれば水を捨てる手間は省けます。
甲羅がついた姿そのままを解凍する時は、甲羅を下にして解凍しましょう。そうすることでみそが流れでてしまうことを防ぐことができます。せっかくのみそが氷と一緒に溶け出てしまったら悲しいですからね。
ボイルされたカニは茹でたてのカニのおいしさごとギュッと冷凍してあります。ゆっくり自然解凍させれば、解けたあとはもうそのまま食べることができますよ。
食べる時間を逆算して解凍を始めれば、いざ食べようとした時に解凍されてない!とか、解凍されすぎてておいしくない!ということを防げるので参考にしましょう。大きさや温度などによって誤差も生まれますので、おおよその時間を考えてたまにチェックしつつ解凍するのがいいでしょう。
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>>かにの味覚を引き立てる!相性のいい食材
カニと相性のいい食材をご紹介します。解凍中に少し見てみてください。
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>>カニ本来の味を楽しめる!簡単な調理法
カニ本来の味を楽しみたい方必見です。
解凍したカニが食べきれずに残ってしまった場合、再び冷凍することはおすすめできません。身がパサパサになってしまうからです。できるだけ、食べる分だけを解凍するように心がけましょう。解凍しすぎるよりも、足りなかったらまた後日に楽しもう!ぐらいの方がもったいなく食べられます。
そうはいってもまるごと一匹解凍してしまって食べきれないなんてこともあるかと思います。そういう時は他の料理に使ってしまいましょう。
もちろん、身をほぐしても再び冷凍するのはおすすめできません。
殻付きのままであればそのまま殻ごといれたおみそ汁にすれば、カニの良いだしが出て絶品のおみそ汁になります。鉄砲汁というカニの殻ごとはいった郷土料理があるくらいです。殻付きでなくても、ポーションそのまま入れただけでも見た目がよくて、高級和食店のような雰囲気になるでしょう。
むき身や足が余っているなら、ほぐしてほかの料理に利用するのがおすすめです。
簡単なのはカニチャーハンです。普通に作ったチャーハンの最後にカニの身を軽く混ぜ炒めるだけで、普段のチャーハンが高級品に変身します。生でも食べられるなら軽く火が通ればいいし、ボイルされているなら混ぜ合わせるだけで十分なので手間もかかりません。
カニグラタンやカニパスタなどにも応用できます。市販のトマトスパゲティのソースにほぐしたカニの身を混ぜ合わせるアレンジをするのもお手軽でいいと思います。
ほぐした身をマヨネーズで和えてサラダにしたら子供が喜ぶ味になるでしょう。カニはたまごとも相性がいいので、卵焼きの具にするのもピッタリです。
その日の締めにするなら、雑炊をつくってカニの身を入れてもいいと思います。
その日に食べきれないほど身が余っているなら、炊き込みご飯にしてしまって翌日に食べるなんていう方法もあります。おにぎりにしてお弁当に活用もできますね。
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冷凍で送られてきたカニは、解凍方法を失敗するとカニを台無しにしてしまいます。
風味が抜けたカニは驚くほど残念な味です。それが原因でカニがは嫌いになったという人もいるくらいです。
冷凍のカニがおいしくないと思っていたのは、解凍方法が間違っていたからかもしれません。
美味しいカニを存分に楽しむためにも、正しい方法でしっかり解凍して風味を損なわないように気をつけましょう。上手に解凍できれば美味しいカニの時間が待っています。
冷凍カニを買った時・いただいた時は、正しい解凍方法を思い出してチャレンジしてください。
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