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ズワイガニは、タラバガニと並ぶほどの絶大な人気があります。値段で言えば、タラバガニと比較するとやや高くなりますが、購入するカニによってはお値段以上の味を楽しむ事ができます。
今回はズワイガニの特徴と、おすすめの食べ方をご紹介します。
もくじ
ズワイガニの味・見た目の特徴や産地についてまとめてみました。
ズワイガニは、身が甘く濃厚なのが特徴です。
特に味付けをしなくても、そのまま食べるだけで十分美味しいです。
身の繊維が細かいので、「上品な味わい」と評されることも多いです。
大きなサイズだと大味になりそうと感じるかもしれませんが、食べ応えが増しますし、濃厚な風味と甘みは変わらないので、より一層おいしく感じられます。
ズワイガニのおいしさを最大限に楽しみたいなら、大きめのサイズのものを選ぶのがおすすめです。
そして、ズワイガニで忘れてはいけないのが「かにみそ」です。
かにみそが美味しいカニといえば、ズワイガニか毛ガニがツートップと言われています。
ズワイガニのかにみそは、身と同じく風味が濃厚で絶品です。
ズワイガニは、小ぶりの体が特徴的です。足を伸ばした状態では80cmを超える事もあります。
細い脚が片側に5本ずつで合計10本ついています。
甲羅はツルツルしています。
ズワイガニは、国産ならば山陰地方から北海道の日本海側に広く生息しています。
中でも、鳥取県・福井県・石川県で水揚げされるズワイガニは、高い知名度と人気を誇ります。
福井県の「越前がに」、石川県の「加能がに」、京都府の「間人(たいざ)がに」などが有名です。
海外から輸入されてくるズワイガニのほとんどは、オホーツク海で水揚げされた「ロシア産」と、ベーリング海で水揚げされた「アメリカ産(アラスカ産)」です。ズワイガニは傷みやすくデリケートなので、日本へ輸入されるズワイガニのほとんどは、あらかじめ冷凍加工されています。
産地別の味の違いをまとめていますので読んでみてください。
>>カニの産地と味の違い
松葉がにというのは、ズワイガニの別称です。
鳥取県の「鳥取松葉がに」や兵庫県の「香住松葉がに」も、同じズワイガニです。素人の目ではどれがどこで水揚げされたのかを見抜くのは難しいです。
スーパーや通販サイトでは、産地を明記したり、ズワイガニの足に専用のタグをつけるなどして、一目でわかるように配慮しているので見てみてください。
ピックアップ
ズワイガニの甘く濃厚な味わいはなるべく手を加えない方がおすすめです!
ズワイガニをもっともおいしく食べる方法は、ずばり「さし身」です。
ズワイガニの身を冷水で数分間しめて、水気をきってから食べれば、ズワイガニの甘み・濃厚さを最大限に楽しめます。お好みでわさび醤油をつけても美味しいですし、濃厚なカニみそをつけるという、ぜいたくな食べ方もおすすめです。
ただし、食中毒にならないためにも、さし身で食べるのは、新鮮な状態の時だけにしてください。
たとえ冷凍保存していたとしても日にちが経っているのであれば、ある程度火を通してから食べる事をおすすめします。解凍後は1時間以内に食べるようにしてください。
ズワイガニの身の本来のおいしさを引き出してくれる「かにしゃぶ」は、濃厚な風味をもつズワイガニの食べ方としてぴったりです。熱々のだしに身をくぐらせ、一思いにパクッといっちゃいましょう!
かに本来の風味を損なわないよう、だしはシンプルな味つけにするのがおいしく食べるコツです。
昆布でだしを取るのがベストですが、お好みで薄口しょうゆを適量加えてもおいしく食べられます。
かにみそは、なめたり焼いた身に塗ったりするだけでも、十分すぎるほどおいしく食べられます。
その他の調理方法として、かに料理の定番の一つである「かにクリーム」があります。
ほぐした身をホワイトソースと絡めて、かにクリームコロッケにしたり、パスタのソースにするのが特に人気の食べ方です。かにみそのコクが引き立ってクリーミーになります。
新鮮なカニみそで作った時のおいしさは格別ですよ。
ピックアップ
ズワイガニの身は甘く濃厚です。おさし身やかにしゃぶをするならズワイガニがオススメです!濃厚なかにみそも一緒に楽しめます!
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