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かに料理は、大切な方を自宅に招いておもてなしする時にもぴったりです。お世話になっている方、上司、友人など……豪華なかに料理を振る舞う事で、日頃のお礼をするのも良いでしょう。せっかくなら、より質の良いかにを使って、相手の方に満足していただける料理を振る舞ってみてはいかがでしょうか?
おもてなし用にぴったりなかにがなかなか近くで手に入らない場合、かに通販サイトであれば簡単に取り寄せる事ができますし、種類も充実しているので、そちらを探してみてください。
一般的に、かには大人1名あたり500gほどが適量とされています。相手が普段からよく食べる体質の人・食が細い人であるか事前に分かっている場合、ある程度の差が出てきます。たとえば、「○○さんはよく食べる人だから、あと100g追加しておこう」「○○さんはあまり食べない人だから、100gほど少なくしておこう」という感じに調節しておけば良いでしょう。
そして、おもてなしする人数によって、おすすめとなるかにの種類やメニューにも違いが出てきます。今回は、おもてなし用のかにの量、おすすめのレシピをご紹介します。自宅で大切な方のおもてなしをする予定がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
かにの分量は、1kg〜1.5kgあれば十分でしょう。かにのサイズでいえば、たらばがにだとMサイズ・ずわいがにだとLサイズに分類されるケースが多いようです。ボリュームで選ぶなら、太い足に身がぎっしり詰まっていて食べ応えがあるたらばがにが有利となります。ボリュームよりもかに本来の甘みや風味を優先するなら、ずわいがにの方がより楽しめるでしょう。丸ごと1杯購入すれば、かにみそのおいしさも楽しむ事ができます。
人数が少ない分、ちょっと凝った料理はもちろん、極めて新鮮な状態を活かした調理方法も可能です。なかなか食べられない分、おもてなしメニューとしてぴったりです。
【刺身】
刺身は新鮮な状態の時しか食べられず、用意する時間もできる限りカットしたい一品。したがって、大人数のおもてなしには向かないのですが、少人数のおもてなしメニューとしてはおすすめできます。
ただし、極めて新鮮な「活きがに」か「刺身用かに」を使うのが前提です。しゃぶしゃぶ用のかにはあらかじめ殻が向いてあるケースが多く、刺身にも流用できそうに見えますが、「刺身(生食)可能」と明記されていない場合は避けてください。
足の殻と身を覆っている薄い膜を取り除いたら、すぐに氷水で数分間しめます。身全体がふわりとして、「花が開く」ような状態になったら食べ頃です。水気を切り、お皿に盛りつけてすぐにお出ししましょう。たらばがにでも十分おいしいですが、甘みが強いずわいがには刺身として食べるのに向いています。
【豪華な“三色丼ぶり”】
ご飯の上にかにの刺身・天ぷら・バター焼きを乗せた、その名の通り3種類の食べ方でかに満喫できるおもてなしメニューです。刺身のみずみずしさ・天ぷらのサクサクぷりぷり感・バター焼きのホクホク感が一度に楽しめるので、とても豪華な一品ですよ。
すべてを同時に作るのは大変ですが、腕に自信がある人はぜひチャレンジしてみてください。可能であれば、家族に手伝ってもらうといいでしょう。
かにの分量は、最低でも2kgはほしいところ。たらばがにであればこのサイズでも探しやすいのですが、ずわいがには1杯で2kgを超えるサイズは珍しいので、足・肩のパックを購入するという選択肢も出てきます。もちろん、たらばがにも最初から足・肩のみを購入しても構いません。ボリュームがあり食べ応えのあるたらばがにか、比較的軽くてまとめ買いしやすいずわいがにのどちらを選ぶかは好みによります。
人数が増えると準備に時間がかかるようになるので、刺身は向きません。加熱調理したメニューを出すようにしましょう。
【料亭気分!? かにのコース料理】
前菜・副菜は、かにの酢の物、かにのほぐし身を使ったあんかけ豆腐・ふろふき大根、かにの身が入った汁物(味噌汁・お吸い物・スープ)、かにサラダなど。メインは焼きがに・ボイルがに・かにの天ぷらなどがいいでしょう。全てを一度に用意するのは大変なので、1品ずつ作ってお出しするという方法もあります。複数の調理方法に分かれているので、メニュー次第ではボイルしてから冷凍加工したかによりも、生冷凍のかにを使うのがおすすめです。ボイルがにには「調理時間がカットできる」というメリットがあります。
【かにの炊き込みご飯】
ほぐしたかにの身と、きのこやたけのこなどお好みの根菜類や野菜などと一緒にご飯を炊きます。だし汁を使う場合、かにの殻を煮詰めてだしを取ると、かにの風味がさらに引き立つのでおすすめです。ほくほくの身と、かにの風味が染み込んだご飯の相性は最高です。ところどころ赤みがかったかにの身によって、視覚・味覚ともに満足できるごちそうです。
炊飯器で作ると簡単ですが、土鍋で作った時にできる「おこげ」のおいしさも格別です。
7〜9人なら3.5kg〜4.5kg、10人以上の場合は最低でも5kg〜6kgは用意しておきましょう。これだけの大人数になってくると、かに1杯単位ではなく、足・肩をまとめて購入するのが基本になります。最近では、足・肩をまとめて売っているかに通販業者が多いので、そちらを探してみましょう。これだけの大容量を一つのパックとして売っているケースはなかなか珍しいので、「3kg入りを2パック」といったように分けて購入するという選択肢もあります。
また、重量だけではなく足の本数も重要です。たらばがには1本辺りの身の詰まり方が良く食べ応えがありますが、その分重量もあるので、「たらばがにの足5kg分」と「ずわいがにの足5kg分」では、当然ながら本数に違いも出てきます。本数を多めに用意しやすいため、大人数のおもてなしにはずわいがにがおすすめです。
おもてなしする人数が多い時に手の込んだ料理を用意するとなると、時間や手間がかかりすぎてしまい、相手を待たせてしまうだけでなく、調理中にかにの鮮度や風味が落ちてしまう事も考えられます。そのため、一度にある程度の量を作りやすいメニューがおすすめです。
また、最初からある程度加工されているかにを購入するという方法もあります。焼きがにを用意するのであれば生冷凍の方がよりおいしく仕上がりますが、ボイルがにだと調理にかかる時間がさらにカットできます。
【焼きがに】
炭火焼き・網焼きが特においしいと言われる焼きがにですが、自宅のキッチングリルやフライパンでも十分おいしく焼き上げる事ができます。また、一度にある程度まとめて焼けるので、あまり時間がかかりません。焼く前に、殻を縦半分にむいておきましょう。焼きすぎると風味・食感が損なわれてしまうので、時々焼き具合をチェックする事をお忘れなく。
焼きたてのかににバターを乗せれば、その熱でバターが溶けて身に染み込み、さらに濃厚な味わいを楽しめます。この他、レモン・すだち・かぼすなどの汁や、シンプルに塩とこしょうをかけて食べるのもおすすめです。
なお、一度焼いたかには、冷めていくにつれて身も固くなっていきます。焼き上げた後はすぐに食べてもらうか、すぐに食べられる量を焼いていくようにしましょう。
【ボイルがに】
かに通販サイトでは、ボイルがにをカットした状態で販売しているケースも多く見られます。ボイルされた時点でほんのり塩味も感じられるので、解凍したらそのまま食べる事ができます。かかる手間といえば冷蔵庫でゆっくり解凍していくぐらいなので、大人数のおもてなしに向いています。
もちろん、それだけでは飽きてしまう人が出てくる事も考えられるので、ある程度アレンジして食べる用意もしておきましょう。レモン・すだち・かぼすの果汁、三杯酢、みそ(白・赤・合わせ)、ポン酢、醤油、マヨネーズなど、いろんな調味料を用意しておくと喜ばれる可能性が高いです。
注意点としては、ボイルした後そのまま放置していると、かにの香りとは違うにおいが発生しやすくなります。冷水につけておけばある程度防げますが、なるべく早く食べた方が圧倒的においしいですよ。
大切な方のおもてなしとして最適なかにの量やおすすめの調理方法をいくつかご紹介してきましたが、おもてなしメニューはこれらだけではありません。ここからさらにアレンジして、自分なりのオリジナルおもてなしメニューを考案するのも楽しいですよ。
おもてなし用のかに選びで失敗したくない場合は、良心的なかに通販サイトで質の良いかにを探して購入した方が安心できるでしょう。相手の方に喜んでいただき、これまでの縁をより一層深められる事を願っております。
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