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かにといえば、冬だと思っている方は多いとおもいます。
実際、冬に流通する事を想定して捕獲されているカニも存在します。しかし、実際の「かにの旬」は、種類によってばらつきがあります。冬が旬かと思いきや、春や夏が旬だというカニも多く存在しています。
今回は、代表的なカニの旬の時期をご紹介します。
かにの代表格であるタラバガニは、味に注目するか身の詰まり方に注目するかで、「旬の時期」の見解が分かれます。味に注目するなら、4月から5月にかけて・・・つまり春が旬とされています。この時期のタラバガニの身は、非常に甘くおいしいといわれています。身の詰まり方に注目するなら、殻の硬さがピークに達している11月から2月・・・つまり冬が旬の時期という事になります。この時期のタラバガニの足には、ぷりぷりの身がぎっしり詰まっています。
味を取るか量を取るか、悩ましいところです。もちろん、どちらのタラバガニもおいしくいただけるので、「旬の時期が長い」と考える事もできますね。
毛ガニは時期に関係なく水揚げされます。
地域にもよりますが、ほぼ一年中、どこかの漁場で捕獲されています。もちろん、それぞれの地域での旬はあります。毛ガニは基本的に北海道周辺海域で捕獲されますが、オホーツク海産の旬が春であるのに対し、日高沖産の旬は冬です。
おすすめはもちろん「旬のかに」です。
旬の時期を迎えたカニのおいしさは格別です。味や身の詰まり方に、かなりの違いがある事は珍しくありません。ぜひ旬のカニを食べてみてください!
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